TOCOM金 21年4月限・夜間取引終値:5971円(前日日中取引終値↑8円)
・想定レンジ:上限6010円-下限5960円
15日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は堅調に推移しそうだ。前週末12日の米国株式市場で、予想を上回る経済統計の発表を受け景気見通しが改善し、ダウ平均は一時上げ幅を800円超まで広げた。しかし、新型コロナウイルス感染再拡大への警戒感は強く、その後前日比50ドル近く安くなる場面もあるなど、荒い値動きとなった。ダウ平均は上昇して取引を終えたが、警戒感はくすぶり続けている。東京市場もリスクオンムードには傾きにくく、安全資産とされる金の需要は引き続き強く、今日の金先物は堅調な動きが予想される。