20日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり114銘柄、値下がり105銘柄、変わらず6銘柄となった。
日経平均は3日ぶり小幅反発。17日の米国市場ではNYダウが62ドル安と小幅に続落する一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反発するなどまちまちだった。週明けの東京市場でも業績期待の高い値がさハイテク株を中心に買いが先行し、日経平均は75円高からスタート。NYダウ先物が時間外取引で新型コロナウイルス感染拡大への懸念から軟調となり、日経平均も前場に22580.19円(前週末比116.23円安)まで下落する場面があったが、後場に入ると日銀の上場投資信託(ETF)買い入れ観測を支えに値を戻した。
値上がり寄与トップは東エレク、同2位はダイキンとなり、2銘柄で日経平均を約47円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは富士通で3.96%高、同2位は日東電工で3.32%高だった。「英国政府が日本政府に対し、次世代通信規格「5G」の通信網づくりで協力を求めたことが分かった。」と一部メディアが報じ、富士通やNECなどに関心が向かった。なお、富士通は前週末、国内ビジネスにおける「富士通 Japan」を中核とする新たなフォーメーションの検討開始についても発表している。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテ、同2位はソフトバンクGとなり、2銘柄で日経平均を約65円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはユニチカで4.02%安、同2位はスズキで3.64%安だった。
*15:00現在
日経平均株価 22717.48(+21.06)
値上がり銘柄数 114(寄与度+146.95)
値下がり銘柄数 105(寄与度-125.89)
変わらず銘柄数 6
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 29120 675 +24.32
ダイキン 19660 625 +22.51
テルモ 4111 102 +14.70
ファナック 20705 315 +11.35
日東電 6230 200 +7.20
KDDI 3347 33 +7.13
ソニー 8249 134 +4.83
塩野義 6260 106 +3.82
オムロン 7300 90 +3.24
信越化 12925 85 +3.06
花王 8545 80 +2.88
武田 3788 77 +2.77
NTTデータ 1292 15 +2.70
エムスリー 4840 30 +2.59
ファミマ 2409 14 +2.02
日立建 3290 55 +1.98
富士通 13920 530 +1.91
大塚HD 4583 50 +1.80
第一三共 8354 47 +1.69
コナミHD 3445 45 +1.62
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 58600 -940 -33.86
ソフトバンクG 6272 -143 -30.91
中外薬 5180 -84 -9.08
リクルートHD 3539 -64 -6.92
スズキ 3760 -142 -5.12
京セラ 5901 -42 -3.03
オリンパス 1956 -18 -2.59
資生堂 6665 -53 -1.91
アサヒ 3680 -43 -1.55
デンソー 4124 -41 -1.48
ホンダ 2797 -19 -1.37
ブリヂストン 3458 -37 -1.33
TOTO 4170 -70 -1.26
SUBARU 2267 -30 -1.08
京成 3025 -55 -0.99
菱地所 1597 -26.5 -0.95
キッコーマン 4890 -25 -0.90
三井不 1860 -24.5 -0.88
丸井G 1723 -24 -0.86
電通G 2563 -24 -0.86