21日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり72銘柄、値下がり148銘柄、変わらず5銘柄となった。
日経平均は続伸。20日の米国市場ではNYダウが8ドル高と小幅な反発にとどまる一方、ネット通販のアマゾン・ドット・コムといった主要ハイテク株が急反発し、ナスダック総合指数は過去最高値を更新した。取引終了後に発表されたIBMの決算が市場予想を上回ったこともあり、本日の日経平均は71円高からスタートすると上げ幅を拡大。朝方の買い一巡後は日本電産などの決算内容を見極めたいとの思惑もあって高値もち合いとなったが、引けにかけて22925.58円(前日比208.10円高)まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前日比166.74円高の22884.22円となった。東証1部の売買高は11億5171万株、売買代金は2兆1142億円だった。業種別では、サービス業、医薬品、電気機器が上昇率上位だった。一方、鉄鋼、電気・ガス業、建設業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の65%、対して値下がり銘柄は31%となった。
値上がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を42円押し上げた。投資先である中国アリババ集団が傘下企業の新規株式公開(IPO)計画発表を受け、前日の米市場で3%超の上昇となった。同2位はファーストリテとなり、東エレク、エムスリー、第一三共、中外製薬、リクルートHDなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはダイキンとなり1銘柄で日経平均を約12円押し下げた。同2位はNTTデータとなり、ファミマ、セイコーエプソン、ホンダ、7&iHDなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 22884.22(+166.74)
値上がり銘柄数 72(寄与度+248.51)
値下がり銘柄数 148(寄与度-81.77)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 6464 192 +41.50
ファーストリテ 59340 740 +26.66
東エレク 29800 680 +24.50
エムスリー 5040 200 +17.29
第一三共 8824 470 +16.93
中外薬 5285 105 +11.35
リクルートHD 3625 86 +9.29
テルモ 4175 64 +9.22
エーザイ 8767 217 +7.82
信越化 13135 210 +7.56
オムロン 7490 190 +6.84
塩野義 6438 178 +6.41
花王 8720 175 +6.30
TDK 10870 150 +5.40
バンナムHD 6117 147 +5.30
ソニー 8379 130 +4.68
セコム 9501 91 +3.28
オリンパス 1978.5 22.5 +3.24
ファナック 20795 90 +3.24
資生堂 6754 89 +3.21
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ダイキン 19340 -320 -11.53
NTTデータ 1265 -27 -4.86
ファミマ 2391 -18 -2.59
エプソン 1220 -33 -2.38
ホンダ 2765 -32 -2.31
7&iHD 3450 -61 -2.20
大和ハウス 2551.5 -52 -1.87
豊通商 2817 -51 -1.84
大塚HD 4534 -49 -1.77
キヤノン 2134 -29.5 -1.59
ブリヂストン 3416 -42 -1.51
三菱商 2268 -41.5 -1.49
キリンHD 2100 -40 -1.44
伊藤忠 2407.5 -37 -1.33
KDDI 3341 -6 -1.30
富士フイルム 4733 -35 -1.26
クレセゾン 1078 -33 -1.19
スズキ 3729 -31 -1.12
日東電 6200 -30 -1.08
住友商 1263.5 -29.5 -1.06