8月31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円10銭まで上昇後、105円78銭まで反落して105円92銭で引けた。米8月ダラス連銀製造業活動指数が予想を上回り、米債利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となったが、株価動向を意識したリスク回避の円買いが入ったことや、クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長が新指針のもと長期にわたる低金利を再確認したため、ドルの上値は抑制された。
ユーロ・ドルは、1.1922ドルから1.1966ドルまで上昇して1.1936ドルで引けた。ユーロ・円は、126円85銭まで上昇後、126円30銭まで下落。ポンド・ドルは、1.3309ドルから1.3395ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.8999フランまで下落後、0.9042フランまで上昇した。