2日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり102銘柄、値下がり113銘柄、変わらず10銘柄となった。
日経平均は反発。1日の米国市場でNYダウは反発し、215ドル高となった。8月のサプライマネジメント協会(ISM)製造業景況指数が2018年11月以来の高水準となったことが好感され、ウォルマートやアップルが買われたこともNYダウを押し上げた。ナスダック総合指数は連日で過去最高値を更新。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで123円高からスタートしたが、一段の上値追いの動きは乏しく、伸び悩む展開となった。後場の寄り付きではアジア株の下落とともに上げ幅を縮めたものの、引けにかけて再び強含んだ。
大引けの日経平均は前日比109.08円高の23247.15円となった。東証1部の売買高は9億7648万株、売買代金は1兆8785億円だった。業種別では、電気機器、海運業、その他製品が上昇率上位だった。一方、鉱業、保険業、石油・石炭製品が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の57%、対して値下がり銘柄は39%となった。
値上がり寄与トップはエムスリーとなり1銘柄で日経平均を約22円押し上げた。同2位はファナックとなり、東エレク、ソフトバンクG、TDK、ファーストリテなどがつづいた。日経平均構成銘柄の上昇率トップもエムスリーとなり、株式分割考慮後の上場来高値を更新した。
一方、値下がり寄与トップはKDDIとなり1銘柄で日経平均を約7円押し下げた。同2位はアステラス薬となり、日本化薬、ファミマ、リクルートHD、セコムなどがつづいた。日経平均構成銘柄の下落率トップは日経平均構成銘柄からの除外が前日に発表された日本化薬となり9.94%安となった。
*15:00現在
日経平均株価 23247.15(+109.08)
値上がり銘柄数 102(寄与度+172.43)
値下がり銘柄数 113(寄与度-63.35)
変わらず銘柄数 10
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
エムスリー 6610 260 +22.40
ファナック 19175 500 +17.95
東エレク 27905 390 +14.00
ソフトバンクG 6581 62 +13.35
TDK 11270 280 +10.05
ファーストリテ 63650 270 +9.69
テルモ 4408 44 +6.32
オムロン 7880 150 +5.38
ダイキン 20205 140 +5.03
アドバンテ 5120 60 +4.31
信越化 13100 110 +3.95
安川電 3930 95 +3.41
コナミHD 4150 85 +3.05
太陽誘電 2971 83 +2.98
バンナムHD 6714 79 +2.84
イオン 2657 75.5 +2.71
ソニー 8420 71 +2.55
ヤマトHD 2851 69 +2.48
JPX 2839 68 +2.44
京セラ 6111 32 +2.30
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
KDDI 2964 -32.5 -7.00
アステラス薬 1636.5 -30 -5.38
日化薬 942 -104 -3.73
ファミマ 2336 -26 -3.73
リクルートHD 4026 -27 -2.91
セコム 9950 -70 -2.51
ホンダ 2668.5 -32.5 -2.33
SUBARU 2177.5 -52 -1.87
ヤマハ 5060 -50 -1.79
アルプスアル 1711 -44 -1.58
武田 3911 -37 -1.33
コマツ 2280 -35 -1.26
塩野義 5880 -35 -1.26
エプソン 1233 -16 -1.15
資生堂 6178 -30 -1.08
中外薬 4678 -10 -1.08
丸井G 1883 -29 -1.04
ニコン 776 -29 -1.04
クレセゾン 1184 -28 -1.01
第一三共 9498 -25 -0.90