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日経VI:大幅に上昇、トランプ米大統領の新型コロナ陽性報道で警戒感高まる

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は2日、前日比+2.81pt(上昇率12.14%)の25.96ptと大幅に上昇した。なお、高値は26.62pt、安値は23.11pt。今日の東京株式市場は、今晩に9月の米雇用統計を控えていることに加え、東証のシステム障害を巡る不安も市場に残っているとの指摘もあり、日経225先物は下げ幅を広げ、日経VIは前日水準を上回って推移した。14時頃にトランプ大統領が新型コロナ陽性と報じられると、日経225先物が急落。警戒感が一気に高まり、プットが買われ、日経VIは上昇幅を広げ、終値としては7月31日以来の高水準で本日を終えた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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