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米国株見通し:続伸か、追加経済対策の行方を注視

(15時30分現在)
S&P500先物      3,482.62(+9.37)
ナスダック100先物  11,780.00(+55.25)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は40ドル高。NY原油先物(WTI)は下げ渋り、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。

8日の取引で主要3指数は続伸。S&Pとナスダックは1%前後、ダウは161ドル高の28586ドルで取引を終えた。新型コロナウイルス向けの追加経済対策の規模に関し、大統領選をにらみトランプ政権と野党・民主党との間でせめぎ合いが激化。トランプ政権が1.8兆ドルに拡大したことが好感され、買いが強まった。ただ、買い一巡後は様子見ムードが広がり、指数は失速。セクター別では、原油価格の下落でエネルギー関連が売られる一方、ハイテクへの買いが膨らみ相場をけん引した。

今晩も買いが継続しそうだ。引き続き追加経済対策の行方をテーマに、期待先行の相場展開が予想される。また、コロナに感染したトランプ大統領は前日、自身が直近の検査で陰性になったとし、回復ぶりをアピールしていることも強気相場を支える要因となろう。一方、足元の中国経済指標の改善で、関連株に買いが入りやすい。個別銘柄では、明日以降の決算発表が意識されデルタ航空やシティ・グループ、ブラックロック、ヘイピー・モルガン・チェースなどが注目される。

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