大阪取引所金標準先物 21年10月限・夜間取引終値:6381円(前日日中取引終値↓30円)
・想定レンジ:上限6420円-下限6340円
5日の大阪取引所金標準先物(期先:21年10月限)は下落しそうだ。米大統領選の開票状況を受け株価が大きく上昇しており、市場ではリスク資産選好が進み、安全資産とされる金に資金が向かいにくくなっている。加えて、金の価格決定要因として注目されるドル相場は、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが底堅い動きで、ドルの代替投資先とされる金は買われにくくなっている。こうした動きを受け、ナイトセッションで金先物は下落しており、今日の金先物は軟調に推移しそうだ。