9日午前の東京市場でドル・円は103円30銭近辺で推移。日経平均は320円高で推移しているが、株高を意識したドル買い・円売りは増えていないようだ。新たなドル買い材料が提供されない場合、ドルは103円台半ば近辺で上げ渋る可能性がある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は103円19銭から103円35銭、ユーロ・ドルは1.1880ドルから1.1895ドル、ユーロ・円は122円69銭から122円88銭。
■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米大統領選挙の最終結果が判明するまである程度の時間がかかる可能性
・ウイルス感染拡大で欧米経済見通しは不透明
・NY原油先物(時間外取引):高値37.92ドル 安値37.16ドル 直近値37.76ドル