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日経VI:小幅に上昇、株高も新型コロナ懸念や目先高値警戒感継続

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は16日、前日比+0.12pt(上昇率0.53%)の22.66ptと上昇した。なお、高値は22.86pt、安値は21.52pt。先週末の米国株高を受け、今日の東京株式市場は買いが先行。日経225先物は上昇し、日経VIは低下して始まった。ただ、欧米のみならず日本でも新型コロナ感染が拡大しており市場の懸念材料となっていることに加え、東京株式市場の目先高値警戒感も継続。日経VIは低下幅が縮小し、午後は上昇に転じた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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