何故、手料理とボディタッチが関係あるのか。それは手料理が「相手の胃袋を掴む技」だからです。ボディタッチの技術の中で、相手の内部を直接触れてしまうほど強力なものはありません。
あなたが振舞う手料理には、当然あなたの情報が乗ります。食材の切り方、混ぜ方、調理法の全てにあなたの想いが乗るわけです。そうしたあなたのパーソナリティの乗った食べ物が、相手の口、舌、喉、食道を通って胃袋に到達し、更にその先で腸内細菌と触れ合い、相手の血液や細胞の中にまで取り込まれる事を考えると、これは物凄い事なんですね。
ちなみに何故ボディタッチをすると相手との距離感が縮まるかですが、これは愛情ホルモン「オキシトシン」の作用ですね。オキシトシンは皮膚接触によって発達したホルモン、ということは以前お伝えしています。
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さて話を戻します。手料理を振舞うと相手は食欲に誘導され、それを受け入れます。通常のボディタッチなら、ある程度関係を築かなければ逆に敬遠されてしまいますから、これもまた凄い事ですね。
ちなみに１つ悪い例を反面教師にすると、手料理に乗せる想いが強過ぎた場合、相手に「重い」と敬遠されます。それほど想いとは重量感を感じさせるエネルギーです。
じゃあこのエネルギーを上手に使うにはどうすれば良いのか？ 最終的に食べ物は相手の腸内にまで届きますから、その手料理が相手の身体にとって「良いもの」という想いを込める必要があります。例えば優しい味、安心出来る味を感じさせるなど。つまり相手の身体を暖め、免疫力を高めてくれるような、消化吸収が良く、やわらかな手料理によって、相手はあなたに心を開くんですね（笑）。
これは相手の粘膜を通してコミュニケーションする最強のボディタッチ技術。相手を虜にする世界最強のエンジェルタッチです。ゆえに飲食業の人たちは素晴らしく、シェフはその味でお客の胃袋を掴み、そこに自然と人が集まるんですね。ファンに囲まれて生きていける職業です。そして何度も言いますが、これは男女に関わらず誰でも使える技。初対面でも関係ありません。
ちなみに私は土日に台所に立つようにしています。先日お伝えしたヨーグルトも作るのは私の役割。それにはこうした隠された意味もあります（*^_^*）。
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あなたが既婚の男性なら、たまには奥さんを優しく包む為に台所に立てば夫婦円満の秘訣になります。独身でも手料理を振舞う機会があれば、上記のようなポイントを押さえることで、あなたのコミュニケーションの強力な武器になるんですね。
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