なぜNetflixは強いのか?
世界190カ国、8100万人以上の会員登録数を誇るNetflix。
なぜNetflixは高いシェアを独占できたのでしょうか?
同社はこれまで「ビッグデータの活用」に力を入れてきました。
そのデータを使って実現したのが精度の高い「レコメンド機能」(おすすめ機能)。
ユーザーの視聴の細かい行動に関する膨大なデータ(どこで動画をストップしたのか、どこで巻き戻し、どこで早送りしたのかなど)を分析します。
これをもとに、ユーザーの好みを割り出し、次にユーザーが見たいと思う作品を推奨します。

個人に合わせたおすすめの作品が表示される
この「レコメンド機能」のクオリティが高いと、日本のユーザーのあいだでも評判です。
レコメンドのレベル高いよねー。あとキッズのコンテンツがかなり充実してて子供たちもよく観てる。 / Netflix、第4四半期に559万人の新規会員–米国外での増加が牽引https://t.co/u8MyqFm6R9 #NewsPicks
— Sho Fujimoto/藤本翔 (@shofujimoto) 2016年1月20日
Netflix視聴の75%はレコメンド機能によって閲覧されているという事実に、時代の変化を感じます。
シリコンバレーに個人情報を渡した結果、検索時代が終わったhttps://t.co/tKEw1R3Bkz pic.twitter.com/rlj13Z5GtJ
— ASCII.jp編集部 (@asciijpeditors) 2016年5月25日
Netflixのもう一つの強みは、ずばり「コンテンツ力」。
巨額の予算をかけて制作する「Netflixオリジナルコンテンツ」は、クオリティが高く面白いと評判です。
中でも、大きな話題を呼んだのが、製作費100億円の「ハウス・オブ・カード 野望の階段」。
こちらの作品を制作するにあたって、なんとNetflixは「ビッグデータ」を活用しているというのです。
その膨大なデータによって、監督にはハリウッドのヒットメーカー、デヴィッド・フィンチャー監督、主演にはケヴィン・スペイシーが選ばれました。
その読み通り、ユーザーからの高い視聴率を獲得し大ヒットを記録。
またネットドラマとしても初めて米エミー賞を受賞するなど、ビッグデータを使って、ネットドラマに革命を起こしたといえます。
ハウス・オブ・カード 野望の階段
ホワイトハウス内で繰り広げられる政界のパワーゲームにクギ付けです。
フラーハウス
この他にも1980年代に人気を博した米ドラマ「フルハウス」のスピンオフとして製作したドラマ「フラーハウス」も話題。
オレンジ・イズ・ニュー・ブラック
「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」は女囚人たちの刑務所内での生活を描いた物語。本作品は、オリジナルコンテンツの中で最も視聴された話題作。
Netflixは日本でも2015年からサービスを開始。ユーザーのあいだでは早くも「とまらない!」という声も聞こえ、SNS上では「Netflix中毒」というワードも登場しているとか。
Netflixこれはやばいぞ
とまらないとまらない笑笑— いの (@jagariko89) 2016年5月13日
わたしも Netflixとまりません(>_<) いまはハウスオブカードです(^_^)ちょうど大統領選なので https://t.co/IzzxepJN7U
— アラサー超えの韓国★新大久保 (@twinkle887) 2016年5月29日
Netflix中毒…。
デスパはやらないのかなぁ〜⁇
どうか、お願いします#Netflix— みぃ (@3mii4) 2016年3月7日
Netflix中毒。ps4中毒。気付いたらこの時間。。。キルラキル面白い!寝たいけど寝れないまさに戦維喪失っ#netflix #ps4#キルラキル https://t.co/zVVuQzYyaq
— 二宮 孝行 (@orehabaka555) 2016年2月17日