電柱
なぜ道の真ん中に? このおおらかさがタマランのです。電柱を見にわざわざ外国に行くことはないですが、現地に着くと、こういった何気ないものの方がその国らしさを感じます。
坂の上から
古い瓦屋根の住宅の向こうに高層ビル。思うに、美しさとは『対比と調和』が生み出す物語を意味するのではないか。
麓へ通じる階段道の両脇にはランダムな間隔でいくつもの路地が。その先にはさらなる枝道があり、まるで尾道や長崎のようです。
迷子を楽しんでいると、小さな広場に出ました。一本の木を中心に、路地が集まり、さらにその脇の階段から次の階層へ向かいます。このへんはトスカーナ辺りの城塞都市的といえなくもない?
路地を進み、階段を下ります。この道幅ゆえ、ゆずりあいの気持ちが大切。
麓から
いま来た道を見上げてみると、けっこうな高低差でした。
さて、今日紹介するのはここまでですが、ソウルにはこういった路地や階段がいたるところにありました。
ガイドブックには韓国料理とエステと、韓流スターのことしか書かれていませんが、地元の普通の町並をほんの少し散歩してみるのもイイでしょ。隣国の文化が薬膳のごとくじんわり伝わってきます。
東京・ソウル間は約二時間。
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