6. 表現豊かに話す
アメリカの有名なプレゼン講演会であるTEDでも、スピーカーはまるで演じているように話しています。変化のない話し方では聞き手はダレてきます。話す速度を変える・声の大きさを変える・適切な間を取るといった工夫を取り入れると、聞き手は話し手の知性を感じるそうです。
7. 目を見て話そう
これは印象操作の観点から大切であると、昔からよく言われることですね。ロヨラ・メリーマウント大学の実験では、このアドバイスを受けてから人と話したか知らずに話したかで、はっきりと相手の印象が違ったという結果が出たそうです。
8. 自信のある振る舞い
日本では従来あまり美徳とされてこなかったところがありますが、自分に自信を持つことは人からの信頼を勝ち得ます。ある研究では、厚かましいぐらいの自信っぷりでも効果的という結果も出たそうですが、はたして”盛りすぎ”はどうなんでしょうね。ほどほどに。
9. きちんとした服を着る
日本でも「馬子にも衣裳」ということわざがあるように、いわずもがなとも言えますね。特に白衣を着ている人に権威を感じる心理などはその典型だそうです。医者やセラピスト、研究者などに限られた職業の人だけの特権な気もしますが、試しに着てみたくなりますね!
10. スマイルを忘れない
アンガーマネジメント(怒りの感情と上手に付き合う)という言葉も昨今は注目されているように、怒りの感情を向けられると人はその人の知性を疑うようです。喜びの表情を意識するようにしましょう。 スマイルは大事ですね!
11. 会話にユーモアをまじえる
ユーモアのセンスがある人は、魅力的であり同時にスマートさも感じられるという結果がでています。見知らぬ女性の電話番号を聞き出す実験をした結果、ジョークを交えながらのアプローチは、ジョークのない場合より3倍もうまくいくという結果だったそうです。
12. わからないと言える能力
実際よりも自信ありげにしていなさいとアドバイスしたのは確かですが、時には謙虚であることが功を奏する場合があるようです。「ダニング=クルーガー効果」という認知バイアスでは、能力の低い人ほど自分の能力を過大評価してしまい、自分の愚かさに気づかないというものだそうです。このことを知っておくと、謙虚さは好ましい印象をあたえることになります。知らないと言える能力は知性にも紐づくようです。
上司や同僚に「コイツは脳力がありそう(知能が高そう)」と思わせるかどうかであなたに振りかかるチャンスの量は確実に違うはずです。
何かひとつトライしてみてくださいね。
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Source by: ビジネスインサイダー ウィキペディア
文/桜井彩香