実際のパックン英検ではこんな感じです。
- The small, round hollow in the middle of the stomach.
(『Pakkun’s English Dictionary』から)
日本語に訳したら簡単な話です。「お腹の中心にある小さくて丸いくぼみ 」のことなのですが…。
こう言えば、「あぁ、『へそ』のことか!」とすぐにお分かりになると思うのですが、問題は、「あれ? 『へそ』って英語でなんと言うんだっけ?」というところです。
母語話者なら、言葉を覚え始めた頃にすぐ覚える語の1つじゃないかと思うのですが、外国語として学ぶ場合、意外にこういう言葉を覚える機会がないのです。
口語では「belly bottun」という言い方もありますが(そう、ベリーダンスのベリーは「へそ」です)、普通に使う「へそ」は「navel」です。片仮名で書くと…「ネーブル」です。
あれ? どこかで聞いたことありませんか?
ネーブルオレンジのネーブルです。あのてっぺんが「へそ」に似ているからネーブルって名前がついたそうです。ネーブルオレンジは知っていたけど、ネーブルがへそだったとは知らず、初めてこのクイズを読んだ時に、へーーーーと思ったのを思い出しました。
外国語を勉強する時に、割と早い段階で、頭から足の先まで身体の部位を覚えていきますが、案外「へそ」って抜けていませんか。そういえば日本語教育でも「へそ」という単語が教科書で出てきただろうか…と、今はすぐに思い出せません。
ネーブルオレンジを食べる機会があったら、「へそ!」と思い出してみてください。
image by: Shutterstock
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