ナショジオ賞作家が切り取る「捨てられた民」ロヒンギャの素顔

 

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畑を手伝い、牛を追い、魚を捕まえ、そうやって彼らの一日が終わる。彼らには村の外に出る権利がない。村の中で生き続けるしかない。

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大きな瞳でこちらを見つめる少年。ボロボロのシャツを着て遊んでいた。

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川底の石を積み上げる人々。建築資材として使う石を集めているようだ。現金収入を得られる仕事がほとんどないロヒンギャの村では、こうした肉体労働で何とか食いつないでいる人が多い。

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村の小学校を訪ねた。木と竹で作られた古い高床式の校舎で、子供たちが学んでいた。ロヒンギャの子供たちは村の外に出られないから、高等教育を受けるチャンスはない

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夕暮れが迫る中、畑仕事に精を出す人々。ロヒンギャの村の農業は、今でも牛の力と人手に頼ったもの。15歳前後の少年も一人前の働き手として家族を支えている。

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【著者】 三井昌志 【発行周期】 ほぼ 週刊

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