実際に、現代も、現在も、御神輿を担ぐときに「わっしょい」「わっしょい」と最高に勢いの良い掛け声を掛けているお祭りがあります。そのお祭りは、東京は深川の富岡八幡宮のお祭りです。
江戸時代は、粋な辰巳情緒の風情のある町で、粋な辰巳芸者も多くいた町でした。
現在のアクセスは東京メトロ東西線の門前仲町です。駅の地上に出て左手を歩いていくと富岡八幡宮の鳥居が見えてきます。鳥居をくぐり、参道を歩いていきますと、左側に大きな御神輿を見る事ができます。その御神輿の総重量は4.5トンというものです。
正直、4.5トンの御神輿を担ぐことは無理なのですが、現在は観賞用として飾られています。なぜ観賞用なのでしょうか?
その御神輿は佐川急便の佐川清が神社に奉納したもので、神輿の鳳凰の胸に7カラットのダイヤ、鳳凰の目は4カラットのダイヤ、1対の鳳凰の鶏冠にルビー2,010個、狛犬の目に3カラットのダイヤ、2対隅木の目に1カラットのダイヤ、4対小鳥の目に1カラットのダイヤ、4対の屋根に純金24kg、その他プラチナ、銀、宝石を多数使用しているのです!
ものすごい! としか言いようのないものです。富岡八幡宮の主祭神は、応神天皇です。ぜひご参拝ください。
さて、「今月(9月に)行くべき神社」の紹介をさせていただきます。
●北海道:北海道神宮
●青 森:善知鳥神社
●宮 城:大崎八幡宮
●新 潟:石船神社
●富 山:射水神社
●茨 城:筑波山神社
●千 葉:玉前神社
●群 馬:産泰神社
●東 京:富岡八幡宮
●三 重:春日神社
●大 阪:住吉大社
●兵 庫:伊弉諾神宮
●奈 良:春日大社
●和歌山:高原熊野神社
●島 根:美保神社
●広 島:亀山神社
●山 口:温見神社
●香 川:白鳥神社
●徳 島:大麻比古神社
●宮 崎:宮崎神宮
●熊 本:若宮神社
●長 崎:諫早神社
●沖 縄:波上宮
以上が、「今月9月に行くべき神社」でございます。こちらも、ぜひご参拝ください。
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『開運神社ナビゲーター®西邑清志の「今を生きる為の神道的作法」』より一部抜粋
著者/西邑清志
開運神社ナビゲーター西邑清志が、日本の神様の基礎知識から神社参拝の礼法と由来、目的別に今参拝するべき神様と神社について毎週お届けします。
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