一方で、ワインは昔からコルクというのがイメージがあり、「キュポン」とコルクを抜かないとどうも雰囲気が出ないので、スクリューキャップは好まれない傾向にあります。
味に関しては、スクリューキャップは余計な味がつかず、ワインそのものの味が保たれているのに対し、コルクの栓をしたワインは微妙にコルクの香りがワインに移ることもあると思います。その微妙な風味が古くからあるワインの味の特徴の1つでもあるので、スクリューキャップのワインの味が物足りなく感じることもあるかもしれません。
いずれにしても、スクリューキャップだからといってワインの質が低下したり、劣化したりということはないので、そういった意味では心配はありません。後は、好みやシチュエーションに分けて選ぶのも楽しいと思います。
僕はオーガニックで酸化防止剤を含んでいないワインを飲む時はスクリューキャップのものも選びますし、フランスやイタリアのちょっと良いワインを選ぶ時はコルクのものを選び「キュポン」を楽しんでグラスに注いでいます。
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『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』
著者:しんコロ
ねこブロガー/ダンスインストラクター/起業家/医学博士。免疫学の博士号(Ph.D.)をワシントン大学にて取得。言葉をしゃべる超有名ねこ「しおちゃん」の飼い主の『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』ではブログには書かないしおちゃんのエピソードやペットの健康を守るための最新情報を配信。
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