すぐ実践できる、お母さんの料理をもっと美味しく感じる方法
たとえば、家の食卓の上にさっきまで勉強していた本が置いてあり(視覚)、テレビがうるさく(聴覚)、どこからか臭い臭いがしている(臭覚)の中で食べれば、どんなに美味しい料理でもまずく感じられます。さらに、テレビなどで「ヘルシー食」をあまり見過ぎると、大脳も洗脳されていて、食事を食べるときに「太るかな?」などと考えてしまいます。
これでは美味しい料理もまずくなるのは当然で、家庭の食卓も片づけてスッキリさせて、できれば綺麗なテーブルクロスを掛けておき、壁にもあまりべたべたとカレンダーなどを貼らず、テレビもできれば静かな風景などの番組を流し、照明も少し落として落ち着いた雰囲気を作る…それだけでお母さんの料理はとても美味しくなるはずです。
「美味しい」というのはとても大切なことで、適度にお腹が減っていればさらに美味しく感じます。それは腹八分目で生活をしていることを意味するのですから、それだけでも肥満防止になります。さらに人間は美味しいものを食べて満足すると、腹も立たず、イライラもしないので、家庭が和やかになり、笑顔で家族が過ごすようになります。
また、配膳も、食後の後片付けもお母さんだけに任せず、小さい頃から少し手伝う習慣があれば、軽く体を動かすのでさらに美味しくなり、また家族の一体感も出て良いものです。