2020年の共通テストに話をもどすと、英語の4技能を測るのは難しいことから、民間の検定などを活用するらしいです。
この2020年の改革を思いついた段階では、文科省は天下りしまくっていたわけです。
すると、民間活用案も民間の団体に恩を売ることで天下り先を確保できるというスケベ心からの案だと思えてきますね。
ところが、監視委員会がこの調子で頑張ると、本当に天下りがなくなっていくかもしれません。
すると、おかしな構図で難化していた医療系の入試難易度が下がってくるはずです。
受験の難易度などというのは、実は教育現場とは全然関係ないところで決まっていたりするのですよ。
文科省の省益をベースにしたのが2020年の入試改革です。
その目論見がはずれることで、逆に2020年が正常な入試制度に変わる元年となるかもしれません。