ナショジオ賞作家は、ロヒンギャの子供達の笑顔に何を見出したか

 

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ミャンマー西部ラカイン州に住むロヒンギャの村で出会った少女。アルミの鍋に小さな穴を開けた独特の道具を使って、川の水でお米を洗いに行く途中だ。ロヒンギャの子供たちはみんなよく家事を手伝っている

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ロヒンギャの少女がアルミ製の水瓶に汲んだ川の水を運ぶ。水汲みは川と家との間を何往復もする重労働だが、当たり前のこととして笑顔でこなしているのが印象的だった。

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川で洗濯するロヒンギャの少女。もちろん洗濯機なんてないから、石鹸をつけて木の板に押しつけて洗う。毎日の洗濯と水汲みは女の子の重要な仕事だ。

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ロヒンギャの子供が魚を捕る網を持って川に向かう。乾季の12月は小魚しか捕れないが、それでもおかずの足しにはなるようだ。

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ロヒンギャの村では足踏み式の米つき機(踏み臼)が現役で活躍中だ。米ぬかを取る以外にも、スパイスを粉にするときにも使っている。ぎっこんばったん、子供もお母さんを手伝って杵を踏む。

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ロヒンギャの少女が、マドラシャー(イスラム学校)でコーランの一節を暗唱する。毎朝子供たちが通うマドラシャーでは、アラビア語で書かれたコーランをひたすら暗記することに重点が置かれている。

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少女がマドラシャー(イスラム学校)に向かう。マドラシャーには聖典コーランとコーランを置くための木の台を持って行く。分厚いコーランは家族の誰かから譲り受けたもののようだ。

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【著者】 三井昌志 【発行周期】 ほぼ 週刊

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