現在、米国は過去70年間で、もっとも疲弊しています。
ジニ係数を見てもわかりますが、貧富の差が広がるどころか、富の偏在がロングテール化しており(まさにインターネットによる弊害)、QEによるインフレにより、生きていくのが困難になっている人たちが続出しています。
つまり、大きな金融政策の転換が近づいていることを、知らせています。
その転換とは、単なる現在のドル高からドル安政策へのシフトとは限りません。これから遅くとも数年以内に、歴史的大転換が起きるかもしれません。なぜなら、それほど米国社会は、行き詰まっているからです。
2018年、米国は大きな金融政策の転換を実行するでしょう。
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