そろばん、英語、スイミングのうち最も費用対効果の悪い習い事は

 

永江一石さんからの回答

そろばんは子供の習い事としてとても良いと思いますよ。よく「いまは電卓があるから必要ない」という人もいますが、暗算だけでなく頭の中に数字の感覚があると日常生活でも非常に役立つんです。

例えば先日もブログに書きましたが、世の中には算数が出来ない人って意外と多いんです。特に放射能やトンデモ系の人達は確率やしきい値が理解出来ないので、詐欺に騙されたり偏った思い込みを撒き散らしたりするので大迷惑ですよね。

その点、そろばんで数の感覚が磨かれれば数字に強くなりますし、何よりお子さん自身が楽しく通ってるなら全く問題ないと思います。

またその4つの中だと水泳が一番費用対効果が悪いと思いますね。だって小さい頃から体力がつくといっても他のスポーツや普段の外遊びでも十分に事足りますよね。月会費も高額で、未就学児は親の付き添いが必須など手間がかかる割に得るものが少ないという気がします。

他には5歳の子に英語を習わせるのもあまり意味が無いと思いますね。もちろん英語に親しむという意味では有効な場合もありますが、わたしの周りのネイティブレベルのスピーカーに聞くと、幼少期から英会話スクールに通ってた人はほとんどいません。

まだ日本語も分からないうちから英語を始めてもほぼ身につかないので、よくある駅前留学なんて無意味だというのがわたしの意見です。

逆に彼女が大きくなる頃には語学は翻訳AIが発達して少し喋ることができる程度では役に立たなくなってるはずです。それより少しでも理系的な素養を付けた方が有利ではないかと・・・。

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