秀吉はサル、家康はタヌキ。なぜ笑えるイメージは覚えが早い?

 

昔からある「記憶術」では「ありえないほどのイメージ」を結びつけることで,忘れやすい事項を記憶に刻んでいきます。

  • 巨大なアリが東京タワーを折りまげる
  • ノートパソコンが歯をむき出しにして手を噛む

といった感じです(今は、適当にイメージだけを作りましたので、何か具体的なものを覚えるためのイメージというわけではありません)。

豊臣秀吉がお猿、徳川家康がたぬき、石田三成がなどでデフォルメされていると、人物関係がすっと頭に残りやすかったりもした、という経験はないでしょうか? 子供の頃に読んだ「歴史まんが」で、そんな絵を見たおかげで、イメージがよく残っています。

何かを覚えるときには、笑えるイメージを作る、というのはとても効果的です。

歴史の年号を語呂合わせで覚えるのでも、ただ数字を置き換えたものより、ダジャレ的なものがよく記憶できたのも、実はそういう仕組みがあったからだと言えるでしょう。

「記憶術」はうまくつかうと複雑なことも意外に簡単に覚えられて、かつ忘れにくくなります。使いこなすためにはそれなりに一定のトレーニングは必要になりますが、その点を承知でうまく使うと、効率はよくなると思います。

ただ、最近、私自身はちっとも使いこなしていないので,すっかり錆び付いてしまっているのが難点です…とほほ。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 1日1粒!『幸せのタネ』 【発行周期】 日刊

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