家庭都合と教育現場が招いた「トイレ個室が男の憩いの場」の迷惑

 

でも、オフィスビルを管理する立場としては、それをほっておくことはできません。あまり長く個室を独占しないようにと掲示し、長い場合は声を掛ける等の対策も必要になってきます。そのうち、トイレの個室の滞在時間をAIがチェックする仕組みができ、あまり長いと、音声で促す…というようなことにもなりまねません。そうすると、いろいろ身体的な事情があって、トイレが長くなる人にとっては、落ち着かないことになります。できれば、そんなことにならないように新マナーをみんなが身につけていきたいものです。

ただ、流れとしては、ビルや公共の男子トイレの改修時に、小便器を減らし個室を増やす方向になりつつあります。でも、そうすると、全体の面積は同じなので、必要個数を確保できないという問題が悩ましいのです。

トイレの使い方のしつけや、学校のトイレ教育が、様々なところに影響を与えるんだな~と改めて知らされました。あなたや、あなたのご家族は、どっち派ですか?

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【著者】 廣田信子 【月額】 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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