あなたも日々を変えられる
日本では、阪急・東宝グループ創業者の小林一三が、こう述べた話があります。
「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ」
これこそが仕事で、いえ人生で何より重要なことではないかと思います。
立場や境遇を嘆く前に、そこで全力を尽くせ。または信がマキ運びをトレーニングに変えたように、面白くない仕事も、自分なりにアレンジして、面白くしてみろ。
こういう発想こそが何より大切なのです。
あなたも日々を変えられる。というわけで、あなたも何か、ヒントとして感じることがありませんでしょうか。「何で自分はこんな立場にいるんだ」とか「どうして俺はこんな扱いなんだ」なんてグチや不満を言っているなら、ちょっと考えてみてください。
「もし今の自分の状況に『意味』があるとするなら、どんなことか?」
「今の状況を『利用』して、将来に役立てられるなら、どんな方法があるか?」
こんな風に考えてみると、気持ちが前向きになります。そして日々を前向きにとらえはじめると、気持ちも明るくなり、すべてがさらにうまく行き始めていきます。どうか覚えておいてくださいね。
今回のまとめ
- 今をスネるのではなく、「今の状況を利用して、将来に役立てられるなら、どんな方法があるか?」と考え、前向きに工夫して楽しんでみること
というわけで、いかがでしたでしょうか。ちなみに自分自身が奴隷の立場だったら、マキ運びを「何かすごい女王様に命じられた仕事」みたいに思って、重ければ重いほどハァハァしていると思います。
ネガティブな方向に成長していく自分を感じつつ、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
image by: 映画「キングダム」公式サイト