Q:アップルは、スティーブ・ジョブスが亡くなったあとも、なぜ強いのでしょうか?
高城さんからの回答:
アップル・ビジネスの秘密およびスティーブ・ジョブス最大の功績は、NeXT(Mach)を見事にOSXとして取り込んだ点に尽き、多くの人が知っているiPhoneやMacは、ジョブスのOSに「箱」をつけて販売しているに過ぎないと僕は考えています、モチロンいまも。
いわば、多くの人がお金を出して購入しているのは、実は無料で秀逸なOSをダウンロードできる「箱」を買っているのです。
かの有名な「Think Different」キャンペーンをご存知の方も多いと思いますが、あれは、appleのライバルは当時のOS市場を握っていたマイクロソフトではなく、「Thinkpad」という「箱」を作っていたIBMへ向けてのものでした。
その後、IBMは「Thinkpad」という「箱」を中国企業に売却してしまい、ついにアップルは「箱」市場の勝者となるのです。
ここに、他社にはないビジネスモデル(=秀逸なOSをダウンロードできる「箱」を売る)強さの秘訣があります。
しかし現在、そのアップルも利益のおよそ半分がiPhoneになってしまい、次のOSを入れる「箱」を作ることができず、iPhone頼りの不安定な一本足打法経営に陥ってしまいました。
今後、もしiPhoneでなにか大きなミスが見つかったら、appleは、大きく傾いてしまう危険を常に孕んでいます。
そこで、僕は株価が高いうちに買収を繰り返し、どこか大きな企業と合併するだろうと、何年も前から予測しています。
その候補のひとつが、ディズニーです。
Appleは、世界中に20億を越す「箱」をばら撒いてきましたが、OS以外、例え一時的でも「箱」に入れる広義のソフトウェアを供給できていません。
一方ディズニーは、ハードウェア、つまり「箱」も「窓」を持たない企業ですが、広義のソフトウェア資産は、世界有数です。
このような巨大M&Aを、現CEOのティム・クックが纏めらるとは思いませんので、ゆっくりフォードのような保守的な企業になってしまうかもしれません。
もうひとつ、僕が買収してもいいだろうと考えるのは、テスラです。
テスラがアップルと親和性が高いのは、電気自動車という「箱」を売る企業だからで、アップルと共に「パーソナルな超小型車」を出せると考えていました。
まあ、テスラは実質的にもう中国に取り込まれてしまったので、手遅れかもしれませんが。
…いかがでしたでしょうか、いま世の中で流れているニュースでは見たこともない、聞いたこともないような情報ばかりだったのではないでしょうか。高城さんに寄せられた全ての質問と回答は、高城さんのメルマガ『高城未来研究所「Future Report」』内で公開いたします(2020年1月中に配信予定)。初月無料のお試し期間中でも質問と回答の全文配信号を受け取れますので、今すぐメルマガにご登録のうえ配信をお待ちください。
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Q:中国の習近平国家主席が近い将来の台湾併合を宣告していましたが、アメリカが阻止する可能性はあるのでしょうか? また、台湾独立の可能性は残っているとお考えでしょうか?
Q:高城さんこんにちは。いつも楽しくメルマガを読ませていただいております。いつもTVやネットニュースでは手に入らない情報をこっそり教えていただき感謝しています。さて、世界各地を飛び回っておられる高城さんですが、当然様々な想定外のリスクにも直面してこられたこととお察しします。そこで、今までに遭遇した中で一番やばい!!!!と思ったデンジャラスなエピソードを、それとなーく安全な表現で教えてくださいませ!
Q:ズバリ!東京オリンピックは中止になりますか?
Q:2020年ついに13年努めた会社を辞めて、4月から3ヶ月間バギオに留学に行きます。そこで質問です。高城さんはイングリッシュネームをお持ちですか? イングリッシュネームを持ってたほうが良いとエージェントさんにアドバイスを受けたのですがなんだかしっくりきません。いきなり、ジョンとか、ジェフとか名乗れません。スターウォーズのジェダイになりたいので、そのままJediで良いでしょうか?
Q:最近、これから需要がある仕事として、youtubeなどの動画コンテンツ編集などがありますが、高城さんはこの仕事についてどうお考えですか?一時的、または継続的に需要がある仕事なのでしょうか?当方第二の仕事として、検討中です。また良ければ、サラリーマンがやる第二の仕事としてオススメがあれは教えて下さい(私自身は40台後半で、若くはありませんw PCはwin mac共につかえます。また将来の為に日々英語を勉強中です)。
Q:香港のデモについて、裏の支援者、黒幕のようなものがあれば教えてください。
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