使用済みマスク拾う中国人の動画拡散。新型肺炎で五輪は大丈夫?

2020.01.30
by MAG2NEWS編集部 NK
20200130mask
 

東京オリンピックでの新型肺炎への対策について、IOC(国際オリンピック委員会)がWHO(世界保健機関)と協議していることがわかったと時事通信などが報じた。Twitter上では「オリンピック中止」というワードがトレンド入りするなど注目が集まっているが、実際には両組織が新型コロナウイルス への対策をめぐって協議をおこなっただけで、五輪の「中止」が発表されたという事実はない。

東京五輪は開催か? 中止か?

現在わかっているのは、IOCがドイツのDPA通信の問い合わせに対して、東京オリンピックの計画の重要な要素となるとして、「安全に大会を開催するための感染症対策」をあげたという報道のみ。今回の「オリンピック中止」のトレンドワード入りは、中止を憶測する記事が日本の情報サイトに公開されたためで、正式な見解などは公表されていないので注意が必要だ。日本国内にも感染者が出始め、政府などの対策が不十分だとされているが、果たして安全なオリンピック開催は実現できるのだろうか。ネット上では不安視する声も多く見られる。

日本国内でマスクやハンドジェルの品切れ相次ぐ

20200130mag02

中国国内ではマスクの販売価格が高騰し、売り切れも続出。その流れが今、日本にもやってきている。都内の薬局からはマスクが消え、メルカリなどのフリマアプリでも高値でマスクが出品されている。また、手の除菌に有効とされる「手ピカジェル」などのハンドジェルも、大手ドラッグストアなどを中心に品切れの店舗が増えているという。小さなお子さんを持つ家庭などが購入しているため、店頭から消えているという。爆買いの聖地ともよばれる東京・銀座では袋いっぱいのマスクを購入する中国人観光客の姿も見られた。

こうした中、香港在住の記者が撮影したという、ある映像がネットで拡散し、「恐ろしい」と話題となっている。

いま読まれてます

  • 使用済みマスク拾う中国人の動画拡散。新型肺炎で五輪は大丈夫?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け