三岐線は国鉄と貨物のやり取りを行っていた(現在でもJR貨物と貨物のやり取りを行っています)関係で1,067ミリゲージ、北勢線はこれより狭い762ミリゲージです。762ミリゲージの鉄道路線は他には四日市あすなろう鉄道(内部線及び八王子線)と黒部峡谷鉄道しか現存していません。
三岐線の伊勢治田駅と北勢線の(終点の)阿下喜駅の間の公道を2キロ歩く形での連絡が可能ですので、「三岐鉄道一日乗り放題パス」を使用しての「旅客列車運転区間のみでの乗り潰し」も可能です。三岐線の方を先に回る形、北勢線の方を先に回る形、どっちにしても三岐線の方は伊勢治田駅と西藤原駅の間を往復しなければいけないというのは言えますね。
なお「三岐鉄道一日乗り放題パス」についてですが、三岐線の方に合わせたためか「(磁気券じゃない)画用紙くらいの厚さの乗車券」で発券されます。なので北勢線の駅(自動改札機が全駅整備されています)のうち無人駅で途中下車したいときは、券売機及び精算機横のインターホンで係員に連絡を入れてください、との旨が購入時に駅員さんから説明されるかと思います。
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