ちなみに、ふるさと納税額は全体で年間5,000億円ですから、利用者一人あたりだいたい12万強の計算です。
ところが、ふるさと納税は、家族構成と年収で使える金額(控除上限額)が決まるので、全員が12万強も使えるわけではありません。
おそらく、高年収者がガンガン利用していて全体の平均を押し上げている形のはずです。つまり、ザックリ言ってふるさと納税は
・高年収者ほど利用している
・低年収者ほど利用していない
のでしょう。利用者の人数の驚愕すべき少なさから考えるに低年収でない人でさえ、ふるさと納税を利用していない計算だろうと思います。
……あのぉ、言いにくいんですけど、こういう全く合法的な節税やお得な制度にどのくらい積極的にパッと食い付くかっていうところ、ホントに
・年収に比例している
んですよね。少なくとも私の周りのすべての高年収世帯は、必ず利用していますね。お金持ちたちは、多くの場合、違法なことをしてまでもお金を節約しようとはしません。ですが、適法な範囲内でなら、節約も節税もしていて、しかも
・その情報をゲットするのも
・行動に移すのも速い
んですよ。ふるさと納税は、国の制度で、まさに適法の範囲内の節約・節税です。こういうところで、めんどくさがったり後回しにしたりしないんです。
まあ、97パーセントの人は、めんどくさがったり後回しにして
・お金を無駄遣い
しているわけですけど。
スーパーの数百円、光熱費の数千円に目くじら立てるなら、ふるさと納税をしましょう。ずっと大きいお金を節約できますよ。
image by: Shutterstock.com