ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(47)は26日、自身のメルマガ『堀江貴文のブログでは言えない話』で、産婦人科医会が「アフターピルを薬局で買えるようにするのはおかしい」と反対を表明したニュースについて持論を展開した。
朝日新聞などによると、政府は8日に開いた男女共同参画に関する会合で、望まない妊娠を防ぐための緊急避妊薬(アフターピル)を薬局で購入できるよう求める世間の声に応える形で、薬局販売を検討する方針を明らかにした。
これを受けて、開業医らでつくる日本産婦人科医会は21日、「薬局で買えるようにするのはおかしい」と薬局販売に慎重な考えを示し、避妊薬の妊娠阻止率が「約85%」と確実ではないことの理解不足、性教育が不十分だった場合に過度な使用を助長する恐れがあるとして反対している。
この日本産婦人科医会の見解について、堀江氏はメルマガの中で「そもそも望まない妊娠のリスクを軽減するためのものなのに、その日のうちに産婦人科に駆け込まなければならないというのはハードルが高すぎる」と疑問視。「それなのにアフターピルを薬局で買えないというのは、産婦人科の既得権益維持のためと揶揄されても仕方ない行動だろう」と鋭く指摘した。
さらに、「ただでさえアフターピルの認知すら進んでいない現状なのに」と、日本のアフターピルについての認知度が低すぎる現状を嘆いた。
新型コロナの感染拡大で「緊急事態宣言」が出た今年春以降、「ステイホーム」による影響からか、望まない妊娠で相談に駆け込んだ中・高生が激増したことは、すでに大きく報道されている。こうした現状に、古い体質のままの業界関係者も目を逸らしてばかりもいられないのではないだろうか。
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source: 朝日新聞
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