資源の確保
当然、経済を自立させるにも、軍事国防を自立させるにも、資源をしっかりと確保しなければならない。
第二次世界大戦は、日本とドイツという植民地を持たなかった国が、植民地を持つ国から資源を奪う戦争を行ったことになり、そのために植民地の開放を武力で迫ったことになる。
もちろん、それ以外にも理由はあるが、資源ということで言えば、植民地がなくなったのであるから当然に日本の目的は達せられたということになろう。
今後も「資源」は必要である。「債務の罠」で実質的な植民地化を図る中国共産党をどのように排除するかということが大きな課題になり、日本において必要分の資源を確保することが最も重要である。
なお、資源とは石油などの地下資源もあるが、当然「人材」ということも、また食料や水ということも念頭に置く必要がある。
日本人における「資源」の意識を変える必要がある。
日本人は、基本的に「豊かな国民」なので、「水」「食料」「技術」などは資源であるとはまったく思っていない。
そのため、「知恵」に金を払うというコンサルタントなどの使い方が下手であり、その使い方ができていないことから、かなり多くの損失を被っているということになるのである。
そのように考えた場合、「何が資源なのか」「平和で安全して緩やかに発展する世の中を維持するために何が必要なのか」ということを「庶民レベル」「企業レベル」「地方自治体レベル」「国家レベル」と分けて考え、そのうえで、その考えに従って各々が連携しながら発展を目指し、資源を確保する必要がある。
その資源の確保のために、何をしなければならないのか。
そもそも資源はどこにあるのかということをしっかりと得る必要があるのではないか。(メルマガ『宇田川敬介の日本の裏側の見えない世界の話』より一部抜粋)
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