さらに、もし仮に就職できたとしても、これからの日本で働く人には大多数の高齢者を支える負担が重くのしかかります。終戦直後は平均年齢27歳だったから焼け野原から立ち直れましたが、今の日本の平均年齢は48歳です。コロナ騒動で出生率も下がり少子高齢化・人口減少は更に加速し、予測されていた80年後より早く、60年後にでも日本の人口は4,000万人を下回る程ではないかと思います。残念ですが、このままでは日本は急激に縮小し、働く世代への負担は激増します。
なので、もしも今わたしが文系大学生なら、海外に脱出しても食べていける力を身に付けることを最優先して行動します。具体的には英語とプログラミングを必死で学ぶでしょう。
英語は外国市場で活躍する前提ですし、プログラミングは全世界で共通して需要があり稼げるスキルです。もう既にお金と語学力がある人の中には日本を脱出している人も見受けられますし、これはもう現実的に考えなければならないことです。
また、もし日本で働くにしても、語学とプログラミングスキルがあれば仕事に就ける可能性も上がります。語学は元よりプログラミングだってマーケター職にとって有利なスキルになります(例えばpythonを使ってビッグデータを分析してマーケティング企画をする等)。
本当に厳しいことですが、今の日本は未曽有の大不況の目の前に立っています。文系の大学生がどこに就職しようかとのんびり選べる余裕などなく、生き残ることを考えて必死に行動しなければならない時だと認識しましょう。
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