30歳を前に試される有村架純の「女優力」
清純派路線でもまだ十分需要がある有村だが、なぜここへきて路線変更の道を選択したのだろうか？そこには先を見据えた事務所の戦略があるようだ。
今年2月13日の誕生日で28歳となる有村。女優として大きな意味を持つ30歳まであと2年となった。
「30歳を過ぎても清純派をウリにしている女優さんは、その後苦しむ傾向があります。絵に描いたようなラブストーリーでヒロインを演じられるのは20代まで。30代になっても清純なイメージしかないのでは需要も減ってきますし、役柄の幅も広がりません。年相応の役ができないとこれからは厳しい。有村さんが30歳を目前にシフトチェンジしたのは、今後を見据えて先手を打ったということでしょう」（前出・芸能記者）
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さまざまなサイトで「清純派だと思う女優ランキング」というものが公開されているが、有村はどのサイトのランキングでも上記に入っている。
まだ20代前半であれば良いが、そうしたイメージに縛られてしまっては自分が苦しむことになる。路線変更としてはベストなタイミングをいえるかもしれない。
「有村さんが所属しているのは、男性俳優が1人もいない、女優に特化した『フラーム』という事務所。広末涼子、戸田恵梨香、山口紗弥加、吉瀬美智子らが所属していて、女優の売り出しには定評があります。そうした先輩女優たちで学んだノウハウを有村さんに注入しているんでしょうね。フリーアナから女優へと転身を図る田中みな実さんが移籍したことでも最近注目されました」（前出・芸能記者）
本人の意向がどこまで反映されているかは不明だが、有村架純がここまで大胆演技に挑むとは誰も予想していなかったことは確か。有村の女優生命はこれからどう変化していくのか見ものである。
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有村架純は知られざるストイック系女優
おっとりとしてのんびりとした印象のある有村だが、実はかなりのストイック系。あまり知られていないが、ドラマや映画で演じる役柄に合わせて肉体を仕上げるという職人気質な一面を持っている。
ジム通いやランニングをするなど、運動は欠かさずに行い、食事制限も実施。美容や健康維持のために栄養学を勉強し、忙しくても自炊を心掛けていることで知られている。毎日体重計に乗ったり、青汁を飲むことすらいとわない。
肌の露出が必要な撮影やベッドシーンなどがある作品では、肉感的な体型を作り上げるなど、役作りに対してはかなりのストイック系女優なのだ。
しかし、あまりに追い込みすぎてパンクしてしまうのではと心配する声もある。
ストレス解消や気分転換のため、食事会終わりに夜中、およそ5kmもの道のりを1人で歩いて帰ったり、タクシーの運転手とちょっとした口論となり、途中で降りてしまったりしたことがあったという。
有村といえば、ブレイクする前の2013年、ジャニーズの人気アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の岡本圭人（現在は活動休止中）とのキス写真が流出。それ以降は事務所がガッチリとガードして、男性を寄せ付けないようにしているといわれている。
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遊びたい盛りに仕事ばかりしていて、そうした欲求不満も女優業へ悪影響を及ぼすのではとの懸念もある。有村ももうじき28歳。それなりに恋をして経験を積んだ方が、恋愛ドラマでより演技の幅が広がるに違いない。
