「そうすればまた、コロナを気にせずに普通の生活が始められる。自粛はつらいけど、そういうコロナを気にしないで暮らしができる日が来るまで、我慢して自粛が必要だ。」
→間違いです。
コロナを完全に撲滅することなんてできない。風邪が流行る時期にはまた必ず流行る。
例年の旧型コロナと新型の感染者数パターンを重ねた所…ナントほぼ同じ (初夏に微増冬に急増).
1月は緊急事態ダ~と言うので移動(by Google)が4割減る程自粛したのに自粛ナシの年とほぼ同じだなんて…
やはり自粛は倒産自殺を確実に増やすけど確認できない程の防疫効果しかないモノなのでしょうか??? pic.twitter.com/nelTpIQGL0
— 藤井聡 (@SF_SatoshiFujii) February 4, 2021
だから、どれだけ自粛しようがしなかろうが、コロナを気にしないで暮らせるようになることは、ワクチンが完全普及するか集団免疫がつくか位しないと無理。だから皆で我慢すれば皆でコロナを気にしなくて生活できるようになる、なんて、アホ丸出しの単なる妄想。
…ということで、「皆で自粛してコロナを乗り越えよう」物語なんて、どこからどうツッコミを入れて良いか分からない位、一から十まですべて間違いまくっているのです(大笑)。
まさにいわゆる「コロナ脳問題」は、不条理な集団心理・群集心理であり、集団ヒステリーであり、集団的神経症現象なわけです。つまりそれはもはや、精神病理、精神医学の問題であって、科学の問題ではないのです。
(メルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~』2021年2月6日配信分より一部抜粋。続きはご購読の上、お楽しみください)
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