スピードだけならば強かったのは『RC EYE One Xtreme』。こちらはラジコンのように専用のコントローラーで操作するモデル。価格は25,000円(税抜)とリーズナブルで、初心者でも簡単に飛ばせるように、モーターの出力を抑え、屋内でも飛ばせるモードなどが搭載されています。
さすがに持ち込みの“myドローン”だけに、スムーズにコースを回旋していました。

RC EYE One Xtreme
ドローン初体験となる堀江貴文の操縦テクは?
会場には堀江貴文さんも登場。『AR.Drone 2.0 Power Edition』を初体験したにも関わらず、他の参加者よりもうまく操作しており、「他のみんなが下手なんだよう」と意外な才能を見せておりました。
決勝レースは、さきほどのの『RC EYE One Xtreme』の持ち主で、圧倒的な飛行テクニックを見せた高橋さんが優勝。記念すべき「第1回 ジャパン・ドローン・チャンピオンシップ」の栄冠に輝きました。
●第2回も開催予定!ドローンは今後ますますの発展を見せていくだろう
編集部では、今大会の主催者である「サムライゲーム」CEOの篠崎貴優さんと、COOの三浦雅史さんに話を聞きました。
「昨年のドローン元年から、2015年はますますドローンの認知度は増していくでしょう。しかし電波の問題、法規制、飛ばせる場所などまだまだ問題は山積みです。その辺をクリアしていきながら、今後もドローンを盛り上げていきたいですね」(サムライゲームCEO/篠崎貴優さん)
「今後もどんどんレースを開いていきたいですね。今回は電波の混線などもあり、スムーズな進行ではありませんでしたが、回数を重ねていってもっと大きなレースにしていけたらと思います」(サムライゲームCOO/三浦雅史さん)昨年からドローンを使った空撮が当たり前のようにプロの世界で使われ始めました。また、海外では商用利用も進んでおり、米アマゾンではドローンによる配達といった物流改革まで起きはじめています。
日本でも、瀬戸内海の離島をドローンでむすぶ『空飛ぶカモメの宅配便 Kamome Airプロジェクト』や、消防庁による災害現場での活用といった動きが始まっています。
今後ますます広がりを見せ、2015年の流行となるであろうドローン。第2回も開催予定とのことですので、開催された際は、みなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
(前田甲子園)
●info
ジャパン・ドローン・チャンピオンシップ
AR.Drone 2.0 Power Edition
RC EYE One Xtreme