2018年に公開されたジェニファー・ローレンス主演映画『レッド・スパロー』の先行デジタル配信が6月6日よりスタートします(Blu-ray&DVDは6月27日にリリース開始)。映画『ハンガーゲーム』で世界的スターとなった女優ジェニファー・ローレンス主演、監督フランシス・ローレンスによる人気同名小説「レッド・スパロー」を実写映画化したスパイアクション作品です。
本作は、足の故障により夢を断たれたバレリーナが、持病を持つ母の治療のため、ハニー・トラップと巧みな心理操作術を武器にロシア情報庁の指示で諜報活動を行う、スパイ映画。「モグラ」と呼ばれるロシア情報庁内の「内通者」を突きとめるため、過酷な訓練を受けたスパイ「スパロー」として活躍し、ロシアとアメリカという大国間の陰謀と欲望が渦巻く闘いに巻き込まれていきます。
さて、この映画で徹頭徹尾貫かれているもの、それはジェニファー・ローレンス演じる女性スパイ・ドミニカの「美貌」、そして「エロス」。国家をも翻弄する女性スパイが持つ最大の武器、それはこの「美しさ」と「セクシーさ」なのです。
こんなに美しいスパイに関係を迫られたら、どれだけ屈強なオトコたちもイチコロではないでしょうか。内通者だって「すみません「モグラ」は僕です」と思わず白状しちゃいますよね。。。
作中でも、政治家への誘惑、CIAのエージェントと過ごす一夜など、ジェニファーがその美しい肢体を惜しげもなく披露しています。
私は、国家の美しい武器。
ああ、こんなスパイになら誘惑されてみたい。。。
・・・ところで、本作のレッドカーペットに登場したジェニファー・ローレンスの超セクシーなドレス姿、もうご覧になりましたか?

©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. ©Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
おっと、ついつい胸元に目が。。。たしかにハリウッド女優って、いつもこう胸元が大きくあいたセクシーでスキャンダラスなドレスを着てレッドカーペットに登場してますよね。
欧米ではこういった胸元を大きくあけているドレスは当たり前なのか、そして海外セレブのレッドカーペット用のドレスは1着何万円くらいするものなのか、ちょっと気になりませんか?
そこで今回、私たちMAG2 NEWSが、この海外セレブの着ている胸元あけすぎドレスについていろいろ調べてみました。
胸元の見えるセクシーなドレスは流行りなのか、正式なのか?
海外セレブの着ているドレスは、なぜ胸元を見せるのか? そんな調査任務を与えられたMAG2 NEWS編集部は、さっそくリサーチを開始。ファッションのことはファッションのプロに訊けということで、MAG2 NEWSでもおなじみ、メルマガ『j-fashion journal』の著者でファッション・ビジネス・コンサルタントの坂口昌章さんにうかがいました。
MAG2 NEWS:ハリウッド女優をはじめとする海外セレブは、なぜ胸元をあけたセクシーなドレスを着ているんでしょうか?
坂口昌章さん:欧米では、ドレスは胸の谷間が見える程度あけるのが一般的で、例えばイタリア人女性で胸の谷間を見せない美人は珍しいほどです。正式なドレスはローブドデコルテと言って、胸元を大きくあけて鎖骨も見せるものです。
胸の開いたドレスが正式ですから、こういった胸元を大きくあけたデザインのドレスはハリウッド女優に限らず、欧米ではどこでも昔から着ていたと思います。
MAG2 NEWS:この映画でジェニファー・ローレンスが着ているドレスもかなり際どいVネックですね。
坂口昌章さん:これは「プランジングネック」と呼ばれる天幅が狭くて鋭角なVネックのドレスに似ていますが、天幅が広すぎるので、正式なドレスであるローブドデコルテよりはカジュアルですが、特別な名称があるような衿あきドレスではないですね。強いて言えば「深いVネック」という表現になると思います。
MAG2 NEWS:ありがとうございます、欧米ではこうやって胸元や鎖骨をみせるドレスが一般的なんですね、大変勉強になりました。
・・・なんと海外では胸元をあけるドレスが正式で、むしろ見せる(魅せる)ことが前提だったとは! てっきり最近ハリウッド女優の間で流行りだしたスタイルかと思っていましたが、昔からあるものなんですね。。。うーん、マーベラス!
このドレスはおいくらなのか、本国のDiorに聞いてみた
ところで、『レッド・スパロー』のレッドカーペットでジェニファー・ローレンスが着ていたスキャンダラスなドレス、どうやらフランスの高級ブランド「Dior(ディオール)」によるオートクチュール(オーダーメイド一点物の高級服)だそうですが、いったい1着おいくらなのか気になりませんか?

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そこでMAG2 NEWS編集部は思い切って「Dior」の日本法人に電話してみました。すると、電話の向こうから返ってきた答えは。。。
本国(フランス)に確認して折り返します。
あ、いや、そこまで大げさな話じゃなくて、だいたいおいくらくらいかなーと思っただけなんですが、、、もしもし?もしもし? あ、切れちゃったよ。。。なんか話が大きくなってしまいました。

本国フランスのDior。image by: EQRoy / Shutterstock.com
しばらくすると、本国フランスDior本社のカスタマー担当者(日本語対応)から折り返しのご回答がありました。ジェニファー・ローレンスが『レッド・スパロー』のレッドカーペットに登場したときに着ている胸あきドレス、ズバリおいくらでしょうか?
基本的にはどれも非売品ですので、注文服にいくらといった定価はないのですが、最低でも1000万円以上で上は1億円以上のものまでございます。弊社の場合、1000万円以下では(海外セレブのオートクチュールを)お作りしておりません。
最低でもイッセンマン、上はイチオク。。。おそらく、このドレスも数千万円はするとみて良いのかもしれません。いやいや気軽にお聞きした私たちが浅はかでした。Dior様、お忙しいところありがとうございました。最低でもイッセンマン。。。
胸元のあいたスキャンダラスなドレスを、セクシーな女性に着せてみたい!
さて、欧米では昔から着られていたという胸元をあけたスキャンダラスなドレス。こういうドレスを胸の大きな女性に着てもらいたい! 男性ならついつい、そんな良からぬ妄想をしちゃいますよね。そんな妄想を叶えるべく、私たちMAG2 NEWSは胸元が大きくあいたセクシーなドレスを手に入れるため、都内で情報収集をはじめました。
さて、あのセクシーな胸あきドレスはドコに売っているのか?
まずは海外セレブの着ている1000万円以上のドレスを借りることはできないだろうかと、やって来たのは高級クラブの集まる街・銀座。

image by: tapanuth / Shutterstock.com
銀座のホステスさんなら、もしかしたら海外セレブ御用達の高級ドレスについて、ドコで手に入るか知っているハズ、という根拠のない思い込みをもとに銀座の高級クラブが立ち並ぶエリアへ。よし、お店に入ってドレス情報を収集だ!
ん? ちょっ待てよ、ドレスのことを聞き出すだけで高級クラブ利用したらいくらかかるんだよ。。あと、絶対にレンタル料も法外な値段だろうし。しかたなく、海外セレブの高級ドレス入手はあきらめることに。無念。。。
もっと庶民的な街で、もっと庶民的な価格で、海外セレブのナイトパーティーに高級感以外で対抗できるスキャンダラスなドレスを手に入れたい。では、セレブの高級感に打ち勝つものとは何か? そう考えたMAG2 NEWS編集部は、ある結論を出しました。
海外セレブの高級感に対抗できるもの、それは、、、
日本の夜のお・も・て・な・し。
おもてなし。そう、日本が世界に誇る夜の社交場「キャバクラ」や「グランドキャバレー」であります。
常連客の心をつかむ「夜の蝶」たちの徹底したサービスの数々、セクシーな衣装、非日常を演出する空間、、、「夜のおもてなし精神」こそ、日本のサービス産業を代表する文化ではないでしょうか。
「夜の蝶」がたくさんいる街で、彼女たちの着るおもてなし精神あふれたスキャンダラスなドレスを手に入れたい!
そんな街はどこかいな、、、ハッ、そういえば以前に住んでいたことのあるアノ街ならあるかもしれない。
東京都北区赤羽。ここならキャバクラもキャバレーもあるし、街も庶民的、価格も庶民的。赤羽のキャバ嬢やホステスさんに聞けば、スキャンダラスなドレスの入手先を教えてもらえるかもしれない。よし、久しぶりに赤羽へGOだ!
……ダメだ、海外セレブを思わせる店名のキャバレーで楽しく飲みすぎちゃって、ドレスのことを聞くの完全に忘れてた。。しまった、もう時間がない。。
まてよ、庶民的、キャバクラ、そして一番街といえば、、、
歌舞伎町一番街! そうだ、新宿・歌舞伎町ならスキャンダラスでおもてなし精神あふれるドレスが見つかるハズだ!
そこで私たち、歌舞伎町で「夜の蝶」御用達のドレス店はないか一生懸命探しました。そして見つかりました、まさに探していたセクシーなドレスばかりを扱う一軒のドレス店が。
Dazzy(デイジー)歌舞伎町店
15:00~翌5:00 日祝定休
03-6273-9855
新宿区歌舞伎町2-10-2ジェスト3ビル1F
夜の歌舞伎町で働く女性たちの強い味方、「Dazzy(デイジー)歌舞伎町店」はカラコンからドレス、スーツまですべてをそろえたドレスショップ。もちろん、胸元が大きくあいたセクシーなドレスも常備しているとのこと。また駅直結で買いやすく10:00〜営業の「新宿サブナード店」もあります。ここで、「夜のドレス」のプロに、おもてなし精神あふれる最高のセクシードレスを選んでもらおう!
これでドレスはなんとか用意できそうです。あとは、これをどのスキャンダラスな女性に着せるか、だけ。
私たちMAG2 NEWSは、ある一人の女性モデルに連絡を取り、歌舞伎町近くにある某レンタルルームに呼び出してみました。
あれ? どこかで見たことあるような・・・あの女性にセクシーなドレスを着せてみたい!
そのスキャンダラスな女性は、時間通りにレンタルルームへ“ひょっこり”現れました。
「おはようございまーす、今日はよろしくお願いいたしますー!」
声のする方へ一斉に振り返るMAG2 NEWS編集部のオトコたち。でも、なぜか目線は女性の大きな胸元に。。。
「ちょっとー、ドコ見てるんですか! 私、アヤシイ撮影だったら帰りますよ?」
いやいや、すみません、ついつい。。ところでみなさん、この女性どこかで見たことありませんか?
この大きな瞳、可愛らしい笑顔、そして大きな胸、、、そう、男性諸君のみなさん、あの女性ですよ。
スマホやネットの広告で見かけたことありますよね? あのフリー写真素材「ぱくたそ」の巨乳モデルでおなじみ、グラビアアイドルの茜(あかね)さやさんです! 上からバスト93、ウエスト62、ヒップ88のナイスバディ。広島県出身でフリーランスの現役グラドルです。
今回、この茜さやさんにセクシーな胸あきドレスを着てもらおうというワケです。ヤッホーーイ!!
善は急げ、さっそく例のDazzy歌舞伎町店にお連れして、胸あきドレスを選んでいただきましょう(ゴクリ)。
店内を埋め尽くす、スキャンダラスなドレスの数々。どれもセクシャルなものばかりですよね。。。
しかし胸あきドレスと言っても、いろいろなデザインや素材、色かたちがあるんですねぇ。さて、どのドレスを着てもらいましょうか。。。
店内で真剣にドレスを選ぶ茜さやさん。美しい色のドレスも目を惹きますが、大きな胸に目が釘付けに、、おっとっと、いかんいかん。。。
「夜のドレス」のプロは、この茜さやさんが手にしている鮮やかなライムグリーンの胸あきドレスをオススメしてくれました。さっそく袖を通していただきましょう、さてさてどんな雰囲気に変わるのやら。。。
レディース&ジェントルマン。みなさま、大変長らくお待たせいたしました。それでは、さっそく胸あきドレス姿でご登場していただきましょう。茜さやさんです、どうぞ!!
・・・おや?
ええ! ホントに茜さん? な、なんてセクシーなんだ、、、なんてスキャンダラスなんだ。。。
ご覧の通り、もう胸元がはち切れそうです。。。やっぱり胸あきドレスは大きな胸の女性が似合いますね。女性スパイが、こんなドレスでハニートラップを仕掛けてきたらどうしよう。あー、トラップに引っかかりたい。。。
日本が世界に胸を張って教えたい「夜のおもてなし」。その業界を支える美しくセクシーなドレス、やっと見つかりました。海外セレブとはまた一味ちがった、美しき日本のスキャンダラスなドレス姿ではないでしょうか。
もうせっかくなので、映画のスチール風な写真が撮りたくて、お店のショーウィンドウにも立っていただくことに。それでは、茜さや主演映画(架空)のワンシーンをご覧ください。
夜の街でオトコを誘惑する私は、「歩くハニートラップ」と呼ばれる女スパイ。
ここは新宿・歌舞伎町、「欲望」と名のつくものは何でも手に入る街。ただ一つ手に入らないものは、この私のハートだけ。
私を変えたのは、このスキャンダラスなドレスと美しい街、歌舞伎町(ブキ)。
私は、国家の美しい武器。
映画『レッド・スパロー』の先行デジタル配信が6月6日よりスタートします。『ハンガーゲーム』で世界的スターとなったジェニファー・ローレンスが挑む衝撃のエロティック・サスペンス映画。もちろん、あの胸元を大きくあけた際どいVネックのドレスも作中に登場します。
女スパイのスキャンダラスなドレスを自分だけのものにしたいというあなたには、6月27日リリース開始のBlu-ray&DVDを。一部サイトで予約受付中です。
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その目で実際に、数々の「ドレス・スキャンダル」を目撃してください。次にこの深い谷間の国境を越えるのは、あなたです。
PR:レッド・スパロー
文/MAG2 NEWS編集部
モデル/茜さや
撮影/加藤史人
ヘアメイク/渡辺美緒
取材協力:坂口昌章、Dazzy 歌舞伎町店、Dior
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