来週末、木曜大引け時点で1万7,980円が妥当ラインだが意外高も
もう弱気の必要なし
前日のニューヨーク市場が反落した事で、安寄りして始まった22日金曜日の東京市場でしたが、9時15分過ぎには、銀行株、証券株がプラスに転じて来ましたので不思議なことがあるものだと見ておりましたら、後場に入り、来週行われる日銀の政策決定会合で銀行株への支援材料が出るとの一部報道が伝わり、日経平均も大きく上げて参りました。
日経平均は208円高の17572円、トピックスは13.82ポイント高の1407.5ポイント。出来高は概算、30億1千万株と久々に30億を超えて参りました。
日経平均株価 週足(SBI証券提供)
TOPIX 週足(SBI証券提供)
さて、今週の日経平均も大きく上げ、週足には2週連続の陽線となり、この2週での上げ幅は1751円、11.06%もの急伸です。
これを受けまして来週の展望ですが、日経平均の波動レンジ
- 上限 18380円
- 下限 16900円
が計算されます。
奇跡の大相場の可能性
週足の流れからして、来週末、木曜日の大引けは17980円前後が妥当と私は考えますが、来週末は月末でもあり、今申し上げた大引けが出たならば、奇跡の大相場の可能性が出て参ります。もう弱気等、一切の必要ありません。押したら買え、これが基本姿勢です。
もちろん調整を入れるから上げて行くわけで、出遅れ、出遅れを狙っていくだけでも結構儲けに繋がるはずです。
シカゴ日経平均先物円建 15分足(SBI証券提供)
私はとりあえず、来週は目先のピークをどこかで付けると見ておりますが、さて、どこまで上がってくれますか。下げることは考えておりません。では御健闘を祈ります。
『相場コラム『わしの罫線』』(2016年4月22日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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チャーチスト歴35年!【橋本罫線考案者】テクニカルのプロである橋本明男が毎日綴る相場コラム。日々の株式市場の動向から、短期的・中期的な相場の行方を予測。また、東証1部の銘柄を中心に、今が狙い目の個別銘柄の情報も掲載しています。