2月相場が終わりました。これで日経平均の2月月足は2ヶ月連続陽線となりまして、1月末に比べて612円高という型で終わったわけです。さて、3月相場はどうなるでしょうか。(『相場コラム『わしの罫線』』橋本明男)
きょうの日経平均は反落、前日比171円安の2万1,385円
2月月足は「2か月連続陽線」
2月相場が終わりました。14時くらいまでは先高観が強いと見えて底堅く推移していたのですが、14時半くらいから急速に値を消しました。
日経平均は、171円安の2万1,385円。
トピックスは、12.76ポイント安の1,607.66ポイント。
出来高は、概算13億株で終わっております。
日経平均株価 日足(SBI証券提供)
これで日経平均の2月月足は2か月連続陽線となりまして、1月末に比べて612円高という型で終わったわけです。
米中に比べて大きく出遅れているとしても、ここまでは綺麗な強いチャートです。
3月相場展望
さて、これを受けまして明日から始まる3月相場の展望です。
まず、3月の日経平均の変動レンジですが、
上限:2万1,630円
下限:2万630円
以上、1,000円のレンジが計算されます。
一目均衡表の雲が2万480円~2万820円のところに存在していますので、丁度良い水準まで下げて二番底を形成する。私の相場観測法では、それを信じて疑いません。
明日の日経平均ですが、一昨日27日(水)の小欄で予想しておいた2万1,190円~2万1,160円の水準まで下げて来るのではないでしょうか。
個別の銘柄は、日経平均が仮に2万630円まで調整を入れるとするならば、多かれ少なかれ下げて来ると思われます。ここはしっかり様子を見て、待ち伏せで良いでしょう。
さて、明日の相場、予想通りになってくれますかどうか。
では御健闘を祈ります。
『相場コラム『わしの罫線』』(2019年2月28日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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チャーチスト歴35年!【橋本罫線考案者】テクニカルのプロである橋本明男が毎日綴る相場コラム。日々の株式市場の動向から、短期的・中期的な相場の行方を予測。また、東証1部の銘柄を中心に、今が狙い目の個別銘柄の情報も掲載しています。