早いもので、今週で6月相場も終わり。米国株の強さが際立っていますが、水曜日くらいから動きが一変して来ると思われます。東京市場も「急落に備えよ」です。(『相場コラム『わしの罫線』』橋本明男)
きょうの日経平均は小幅反発、前週末比27円高の2万1,285円
米国株の強さも水曜日まで
早いもので、今週で6月相場も終わります。
1年の半分が終わることになりますが、世界の株式市場を見ますと、アメリカの株価が際立って強く、もうすぐ最高値という水準まで上げて来ております。
そのアメリカも、先週末金曜日のザラ場2万6,007ドルで天井を打ったと私の相場観測法は考えます。日柄があと1日残っている計算ですが、今晩までは高いかも知れませんが水曜日くらいから動きが一変して来ると思われます。
上海市場も先週末は3,000ポイントの大台を回復いたしましたが、42日目の二番天井にハマった格好ですので、2,500ポイントまで下げて来ると私は考えております。
東京市場は小幅反発
それを前に、東京市場の週明け相場は小反発。
日経平均は、27円高の2万1,285円
トピックスは、1.84ポイント高の1,547.74ポイント
出来高は、概算8億3千万株
で終わっております。
日経平均株価 日足(SBI証券提供)
急落のXデーは水曜日か木曜日
昔より「閑散に売り無し」と申しますが、4月の時も22日の出来高が8億7千万株と細り、それを境に5月連休明けの急落に繋がって行きました。
チャートの型や日柄などから見て、どうやら今回もそのパターンに入ると思う方が良いのではありますまいか。
急落のXデーは水曜日か木曜日。急落に備えよ。
では、御健闘を祈ります。
『相場コラム『わしの罫線』』(2019年6月24日号)より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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チャーチスト歴35年!【橋本罫線考案者】テクニカルのプロである橋本明男が毎日綴る相場コラム。日々の株式市場の動向から、短期的・中期的な相場の行方を予測。また、東証1部の銘柄を中心に、今が狙い目の個別銘柄の情報も掲載しています。