何という強い相場なので御座いましょう。今日の日経平均株価は反発、前日比188円高の2万3,520円と今年の最高値を更新。どこまで上がるのでしょうか？（『相場コラム『わしの罫線』』橋本明男）
きょうの日経平均は反発、前日比188円高の2万3,520円
何という強い相場
何という強い相場なので御座いましょう。
日経平均は大幅に切り返してまいりました。後場寄り直後は20円高の2万3,351円くらいにいましたので、こはもう今日の相場は終わったと思っておりました。
そしたら、13時30分くらいから先物に買いが入って参りまして、大引けまで上げっぱなしになりました。
終わってみれば、188円高の2万3,520円
トピックスは、5.64ポイント高の1,709.67ポイント
出来高は、概算12億6千万株
で終わっております。
日経平均株価 日足（SBI証券提供）
いったいどこまで上がる？
今週いっぱいは上昇日柄であることはわかっていても、今日のこの後場の動きには驚かされます。
私は先週のザラ場高値2万3,591円で天井を打っていると考えておりますが、では、その高値を抜けたらどこまで上がるのか。
その場合は、先週末に計算しておいた2万3,710円、もう少し上があるとすれば2万3,750円でしょう。
Next: 昨年の高値2万4,448円を抜く？いやいや、「無理の後には咎めが来る」
無理の後には咎めが来る
市場の声はもう、年内に昨年の高値2万4,448円を抜くというのが支配的ですが、上げ続ける相場など御座いませんし、無理の後には必ず咎めが来るのも相場の常です。
思うに、ニューヨークダウは大引けで2万7,745ドル以上が欲しいのではないでしょうか。ここは上がれば上がる程、リスクが増します。
NYダウ 日足（SBI証券提供）
明日の相場どうなるか、黙って見るだけです。
では、御健闘を祈ります。
『相場コラム『わしの罫線』』（2019年11月12日号）より一部抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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チャーチスト歴３５年！【橋本罫線考案者】テクニカルのプロである橋本明男が毎日綴る相場コラム。日々の株式市場の動向から、短期的・中期的な相場の行方を予測。また、東証１部の銘柄を中心に、今が狙い目の個別銘柄の情報も掲載しています。