きょうの日経平均は小幅反発、前日比16円高の2万3,993円。今は2万3,320円〜2万4,140円のレンジで動いていますが、私は下にブレイクして来ると見ています。(『相場コラム『わしの罫線』』橋本明男)
きょうの日経平均は小幅反発、前日比16円高の2万3,993円
目先材料出尽くし相場入りか
昨年の相場の支援材料であった米中貿易協議。これが第一段合意の署名が昨日に行われ、材料が消えてしまいました。
途端に東京市場、閑散小動きです。
日経平均は、16円高の2万3,933円
トピックスは、2.34ポイント安の1,728.72ポイント
出来高は、概算10億3千万株
で終わっております。
日経平均株価 日足(SBI証券提供)
昨日のニューヨークダウも高い所は2万9,127ドルまであったのですが、署名の報道が伝わると値を消し、29,030ドルで終わりました。材料出尽くしの動きです。
下にブレイクしてくる?
今後は景気・業績という相場本来の材料に目が向いて行くことになるはずです。
まだ急騰の余韻が残っておりますから、押し目買いということで相場は強張っておりますが、投資家がアメリカの株は異常に高すぎないかと気が付くのにそんなに時間は食わないでしょう。
日経平均は上値抵抗が2万4,140円、下値抵抗が2万3,320円のレンジで今動いているわけですが、私は下にブレイクして来ると見ています。
まあ、のんびりと日々の動きを冷静に見て行こうではありませんか。
10年物国債先物の動きに注目です。
では御健闘を祈ります。
『相場コラム『わしの罫線』』(2020年1月16日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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チャーチスト歴35年!【橋本罫線考案者】テクニカルのプロである橋本明男が毎日綴る相場コラム。日々の株式市場の動向から、短期的・中期的な相場の行方を予測。また、東証1部の銘柄を中心に、今が狙い目の個別銘柄の情報も掲載しています。