今日で目先の下値には届いた計算。明日は反発ではないかと思います。計算しづらいところですが、常識的に考えれば、2万3,450円の節目が精一杯でしょう。(『相場コラム『わしの罫線』』橋本明男)
きょうの日経平均株価は続落、前日比127円安の2万3,215円
明日1月29日(火)は反発予想
昨日、ニューヨーク市場が急落となりましたが、1日早く急落していた東京市場ですから、今日は大きな下げとはならず、日経平均は2万3,115円まであって、
大引けは、127円安の2万3,215円
トピックスは、10.29ポイント安の1,692.28ポイント
出来高は、概算11億7千万株
で終わっております。
日経平均株価 日足(SBI証券提供)
とりあえず、今日で目先の下値には届いた計算ですので、明日は反発ではないかと思います。
どのくらいの反発となるかはちょっと計算しづらいところですが、常識的に考えれば、2万3,450円の節目が精一杯でしょう。
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調整はまだ終わらない
ニューヨークダウの先物が今180ドル高くらいしておりますので、気の早い向きは底が入ったとかまびすしいですが、ニューヨークにしろ東京にしろ、日柄も株価も調整と言うにほど遠いところだと思います。
個別の銘柄で主力どころを見てみましても、波動の型が完全に調整入りを示しております。
例えば、ファーストリテイリング<9983>:230円高 5万8,690円
ファーストリテイリング<9983> 日足(SBI証券提供)
この株が少なくとも5万4,000円に届くまでは、調整は終わらないと私の相場観測法は考えます。
戻ったら売り。
では、御健闘を祈ります。
『相場コラム『わしの罫線』』(2020年1月28日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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チャーチスト歴35年!【橋本罫線考案者】テクニカルのプロである橋本明男が毎日綴る相場コラム。日々の株式市場の動向から、短期的・中期的な相場の行方を予測。また、東証1部の銘柄を中心に、今が狙い目の個別銘柄の情報も掲載しています。