マネーボイス メニュー

マザーズ指数は大幅続落、パンデミック警戒で売り、ハウテレビジョンがストップ安

 本日のマザーズ指数は大幅続落となった。前日の米国株式市場で、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスを「パンデミック」に認定すると発表したことで株式が大幅安になったことを受け、本日のマザーズ市場にも朝方から売りが先行した。朝方の売り一巡後に買い戻しの動きからマザーズ指数が一時プラスに転じる場面もあったが、新型肺炎の感染拡大への懸念が根強いなか、トランプ米大統領が欧州からの入国を30日間全面停止すると発表したことなども嫌気され、個人投資家による資金の逃げ足は速まった。とりわけ、時価総額上位銘柄や直近IPO銘柄の下げが目立った。なお、売買代金は概算で921.60億円。騰落数は、値上がり32銘柄、値下がり281銘柄、変わらず3銘柄となった。
 値下がり率上位銘柄では、21年1月期の営業損益予想を3.67億円の赤字と発表したハウテレビジョンがストップ安水準まで売り込まれたほか、ビザスクやトビラシステムズなども大幅安に。売買代金上位銘柄では、メルカリ、フリー、Amazia、そーせいグループ、GNI、ミクシィ、メドレー、PSS、HENNGE、サンバイオが下落。一方で、アンジェスやJTOWER、Aimingなどは上昇した。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。