日経平均は71円安(9時15分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ、ファナック、安川電などがマイナス寄与上位となっており、一方、東エレク、エムスリー、ダイキンなどがプラス寄与上位となっている。セクターでは、ゴム製品、輸送用機器、銀行業、ガラス土石製品、非鉄金属が値下がり率上位、水産・農林業、空運業、金属製品、その他製品、化学が値上がり率上位となっている。
米国株高を受けた今日の東京株式市場だが、寄付き段階では売りが先行した。外為市場で1ドル=105円60銭前後と先週末9日15頃に比べ20-30銭ほど円高・ドル安に振れていることが上値抑制要因となった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が9月2日の高値を更新したことが好感され、半導体関連株の一角などが高くなったが、市場全体では売りが優勢となった。なお、取引開始前に発表された8月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比0.2%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1.0%減だった。