6日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり178銘柄、値下がり42銘柄、変わらず5銘柄となった。
日経平均は4日続伸。5日の米国市場でNYダウは4日続伸し、542ドル高となった。大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領が獲得選挙人数を拡大し、想定より早く結果が判明するとの期待が高まった。パウエル連邦準備理事会（FRB）議長が一段とハト派姿勢を強めたことも好感された。本日の日経平均は円高が嫌気され、やや利益確定売り優勢で29円安からスタートしたものの、米株高を支援材料としてプラス転換。その後も上げ幅を広げ、後場には24389.00円まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前日比219.95円高の24325.23円となった。終値としては2018年10月2日の24270.62円を上回り、バブル崩壊後の戻り高値を更新した。東証1部の売買高は12億3212万株、売買代金は2兆5831億円だった。業種別では、鉄鋼、海運業、機械が上昇率上位だった。一方、不動産業、医薬品、電気機器など5業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の63％、対して値下がり銘柄は33％となった。
値上がり寄与トップはダイキン工業となり1銘柄で日経平均を約41円押し上げた。同2位はファーストリテとなり、テルモ、エーザイ、コナミHD、KDDI、アサヒグループHDなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約32円押し下げた。同2位は中外製薬となり、セコム、ソニー、オリンパス、三井不動産、武田薬品などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 24325.23(+219.95)
値上がり銘柄数 178(寄与度+301.22)
値下がり銘柄数 42(寄与度-81.27)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ダイキン 22285 1150 +41.47
ファーストリテ 75480 1080 +38.95
テルモ 4132 121 +17.45
エーザイ 10240 365 +13.16
コナミHD 4985 340 +12.26
KDDI 2990 55.5 +12.01
アサヒ 3616 207 +7.46
ヤマハ 5230 200 +7.21
バンナムHD 8191 198 +7.14
京セラ 5810 96 +6.92
リクルートHD 4434 64 +6.92
キッコーマン 6030 170 +6.13
ネクソン 3015 72 +5.19
クボタ 2018.5 137.5 +4.96
ファナック 22715 135 +4.87
ホンダ 2589.5 63.5 +4.58
日東電 7550 120 +4.33
エムスリー 7769 50 +4.33
NTTデータ 1358 23 +4.15
エプソン 1279 52 +3.75
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 6722 -148 -32.02
中外薬 4429 -183 -19.80
セコム 9167 -97 -3.50
ソニー 9145 -84 -3.03
オリンパス 2138 -21 -3.03
三井不 1855 -81.5 -2.94
武田 3463 -49 -1.77
サイバー 6350 -210 -1.51
古河電 2458 -326 -1.18
東海カ 1168 -30 -1.08
菱地所 1625 -29.5 -1.06
第一三共 3185 -9 -0.97
塩野義 5553 -27 -0.97
ニチレイ 2804 -47 -0.85
丸井G 1987 -21 -0.76
東エレク 29030 -20 -0.72
東建物 1261 -38 -0.69
JR東海 13255 -185 -0.67
東急不HD 472 -18 -0.65
味の素 2294 -12.5 -0.45