さらに、一時期「生活保護の不正受給」なんていうことも問題になりましたが、マイナンバーでひも付けされれば、正確な納税状況などもわかるようになりますので、本当に生活に困っている人が受給できることになると言われています。こうやってみると、これまでの制度が、意外と穴だらけだったのかもしれません。
ただし、マイナンバーが始まることで、何か特別な補助や助成金などは考えにくいといえます。国民全員が関わる制度になるので、マイナンバーに関連した補助や助成金は考えにくいですが、子ども手当や各種の補助制度などの申請は、簡単になるといえるでしょう。そうすると、マイナンバーをつかえば、もっと地域の助成制度を使える可能性が高まります。これまでは、そうした制度は知らなければ使えませんでしたが、マイナンバーができたことによって、「あなたはこの制度が使えます」なんてアラームができる可能性もなくはありません。こうしたものは期待したいですね。
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