ポイント1 自信の水をつくる
- 子どものよさは、したこと・できたことの事実であること。想像したことは使わない
- 子どものよさに、親のうれしい気持ちを加えると自信の水になる
- 子どものよさに「・・・・の力がある」を加えて励ます(身体症状の出ているときは、・・力があるを多く使う)
- 愛情深く観察し、子どもを主人公にした声かけをする
ポイント2 コンプリメント
- コンプリメントは、子どものよさを伝えて気づかせること。
- 一日三つ以上(身体症状がでていたら六個以上)のコンプリメントを守る。
- 子どもを操る「・・・してくれてうれしい」のようなコンプリメントはしない。
- 未来の可能性の種まき・子どもの存在の意義・生き方等はインプット(理詰めでなく、繰り返してサラリと伝える)する。
ポイント3 観察記録を付けることが大切
- 二回目の育児手帳と考えます。
- 子どものいつもと異なる「よさ」を見つけます。悪いところは書かない。その見つけたよさをコンプリメントします。
その他
- 躾は叱らず諭す。
- 電子機器等の依存があれば、子どもが心を開いたら制限していく。
- 心のコップを大きく強くそだてるには、様々な体験から学んだ経験の積み重ねが必要。
- 過干渉・過保護は子どもの心のコップを大きく強く育てられない。ストレスも心のコップを育てるチャンス。
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著者:森田 直樹
拙著「不登校は99パーセント解決する」(リーブル出版)に基づく不登校や発達障害等の子どもたちの再登校や学校適応への支援の理論や技法をケース例を挙げながら、親、教師、カウンセラー等へコンプリメントトレーニングを解説していきます。
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