そうやって、有能な若手がやがてブレイクした時に、「実は以前から昵懇の中なんですよね」といった信頼関係ができていたりするのです。
結局、こういう視点を持てない人って、洞察力がないという以前に、「どうせ若い奴なんて」と若者を見下したり、「こんな小物」と役職が低い人を相手にしなかったり、そういう人との接し方しかできない人です。
今の自分の視点でしか物を考えられないから、若い世代に注目することができません。「なんかうるさそうだから」という理由で近くに保育園が建設されるのを反対する人と同じで、「次の世代が育っていく」という未来を思い描くことができない、発想力の低さなのです。
「次のキーパーソン」が見抜けるためには、どんなことに意識しておかなければならないか、どんな意識を持っていてはいけないのか、考えてみましょう。
【今日の発想源実践】(実践期限:1日間)
・「3年後には大活躍をしている人」を見抜くための洞察力トレーニングをするとしたら、どんな方法だとトレーニングになるか。その方法をノートに書いてみる。
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