イケメンの国家公務員がなぜ「下着ドロ」に? 母親が狂わせた人生

 

15時03分、検察官が論告。

検察官 「被害者…元交際相手…あらかじめ鍵を不正に入手して合い鍵をつくり…国会公務員…体調不良で平日に休暇を取得し…平日を狙って、被害者が留守の間に…大量の下着を窃取…下着の点数の多さもさることながら…」

侵入は複数回で、1回は被害者と鉢合わせする可能性もあったんだという。

上掲報道には「元カノの持ち物ではない下着やタンクトップ、ストッキングなど27点」とあるが、そういう話は出なかった。

求刑は懲役2年

15時07分、弁護人が最終弁論。

弁護人 「容易に気づかれる…大量の下着を持ち去り、計画性はない」

んなとこで被告人を「褒める」のは如何なものかと、俺はいつも思う。

弁護人 「平成25年(2013年)4月に独り暮らしをするまで22年間、(母親)といっしょに生活…動機は、独り暮らしで誰にも監視されず生活できる…母親といっしょに生活していたとき、どこへ出かけるのか、誰と会うのか…」

被告人の容貌も併せ、過保護の僕ちゃんが独り暮らしをして、抑制がすべて外れたのか…いや、もちろん分かんない、あくまでそんな気がしたってことで。

傍聴席、弁護人席側の端っこにいる美人は、母親かも。

弁護人 「逮捕、勾留…メディアで報道され…執行猶予付きでも懲役刑だと職を失い…被告人の更正に資するとは言い難い…罰金刑が相当であると思料します」

執行猶予付きでも禁錮刑以上を食らうと分限処分の対象になるわけだが、しかし罰金刑はムリでしょ。

7月16日(木)14時25分に810号(52席)で判決と決め、15時12分閉廷。

>>次ページ 過保護が招いた? もう1つのやりきれない事件とは?

いま読まれてます

  • イケメンの国家公務員がなぜ「下着ドロ」に? 母親が狂わせた人生
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け